Monday, March 5, 2012

もう一つの「A WILL」 #2.TOKYO WEATHER REPORT

Tokyo : 曇りのち雨



1st Album「A WILL
#2.TOKYO WEATHER REPORT
Lyrics : JIRO-K
Track : RUMCHOP

1曲目の「A WILL」がアルバムのイントロと考えて
この曲が1曲目、本編スタートって感じだね。

この曲は元々J-KWONの「Tipsy」のインストを使って
ライブでやってた曲なんだ。書いたのは3年くらい前かな?

ある一日の朝目覚めてから夜眠るまでの物語だね。
朝起きてから何をして何を考えてっていう「日常」を
切り取ったんだ。

そして1週間、毎日同じような生活してても気分が違うだけで
見える世界が違って見えるってことをフックで表現したんだ。

3年くらい経ってリリック読み返しても今考えてることと
基本同じだったりしてブレてないんだよね。

リリックで「部屋じゃ誤った情報流すTV 音量は消音 いくら
ボリュームを上げようとも耳に届けぞ心には響かず」って
ラインがあるんだけど3.11以降この気持ちがより強くなったね。

強くなったというか耳にも届かなくなったかな。
戦後最大の惨事に誤った情報ばかりを発信し続けた
当時の政府を俺達は目の当たりにしてきたわけだからね。

そんな偶然も重なって、リリックは意外と共感できる
人も多いんじゃないかな。

そしてアルバム収録に伴ってトラックを制作することになった。
トラックメイカーはRumchop。ライブでサイドやってもらったり
してたから曲に対しての理解があったのとイメージを伝え易かった
のもあったね。

「Tipsy」がハマってたのもあって難しかっただろうけど見事に
曲のイメージにバッチリのトラックに仕上がったね。
無機質でスネアの音が淡々と響くような、けだるい感じ。

レコーディングも順調に各バーズ、2テイクくらいで
サクッと仕上げた感じだったかな。

最後にRumchopに目覚めから始まるってことで曲の頭に
目覚まし時計の音を入れてもらったんだ。いつも目覚ましじゃ
全然起きれないんだけどね。いつかFlava Flaveみたいに首から
大きな時計をぶら下げようかと思ってるよ。

とにかく頭に目覚まし時計の音が入ったのでこの曲が1曲目の
「A WILL」の後、アルバム本編スタートってのにぴったりだと
思ってこの曲を2曲目にしたんだ。

ちなみに曲のタイトルはJAZZのWEATHER REPORTって
よりはTalib Kweliの「NY WEATHER REPORT」からかな。
「じゃ俺はTOKYO WEATHER REPORTだ」ってかなり
安易な付け方で。

まぁ日記的な曲でもあったから後に始めたBlogの
タイトルにもこのタイトルを付けたんだ。

そんな二曲目。「TOKYO WEATHER REPORT」

もう一つの「A WILL」#3へ続く。

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